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ちっさいなぁ、と気付かされた日 ②

閉店間際、後片付けの最中に

その女性は御来店されました。



「これと其れを下さーい」

「狭い中、ご来店有難うごさいます。
全部で¥○○○-です」

お会計を告げ、
お客様を見た時に私は言葉が止まりました。


女性で、
お顔に火傷をされていて
私よりも部位が広範囲でした。

それでも
そんな事には
さらさらお気になさっていない
素敵な明るい笑顔だったのです。

「ゴメンね!遅くに。有難うー。」

「こちらこそ、有難う御座いました!」


私はその時35歳頃でした。
女性が、キラキラと眩しく見えました。


自分らしく
あんなに颯爽とされているのに、
自分は何てウジウジしていたんだろう、と。


みっともない、アカンやん。


それからは、
大ヤケドをマイナスに捉えるというより
プラスに考えるようになったかな。


昔を知っているある方は、
「前は見ていて痛々しかったけど
だいぶ変わったねー。」と!
なんとも嬉しいセリフを頂きました。


他者にしてみれば
対して魅力や興味もないオジサン。

カウンター越しに

商品を通じて


自分に足りないものを
気付く
気付かせて下さる
そんな日々を過ごしいます。
(よく怒られていますが)



| 23:09 | 未分類