本日 9 人 - 昨日 69 人 - 累計 29270 人
閉店間際、後片付けの最中に

その女性は御来店されました。



「これと其れを下さーい」

「狭い中、ご来店有難うごさいます。
全部で¥○○○-です」

お会計を告げ、
お客様を見た時に私は言葉が止まりました。


女性で、
お顔に火傷をされていて
私よりも部位が広範囲でした。

それでも
そんな事には
さらさらお気になさっていない
素敵な明るい笑顔だったのです。

「ゴメンね!遅くに。有難うー。」

「こちらこそ、有難う御座いました!」


私はその時35歳頃でした。
女性が、キラキラと眩しく見えました。


自分らしく
あんなに颯爽とされているのに、
自分は何てウジウジしていたんだろう、と。


みっともない、アカンやん。


それからは、
大ヤケドをマイナスに捉えるというより
プラスに考えるようになったかな。


昔を知っているある方は、
「前は見ていて痛々しかったけど
だいぶ変わったねー。」と!
なんとも嬉しいセリフを頂きました。


他者にしてみれば
対して魅力や興味もないオジサン。

カウンター越しに

商品を通じて


自分に足りないものを
気付く
気付かせて下さる
そんな日々を過ごしいます。
(よく怒られていますが)

| 23:09 | 未分類

少々、自分ごと。
(大したこと書いてないですよ)


1歳半の冬に、
沸騰しているやかんのお湯にぶつかって
右足に大ヤケドを。

3〜4日程、高熱と感染症から
心臓が何回か止まったそうですが、
母親が心臓マッサージを
して下さったお陰で、

50歳を迎えることが出来そうな
只のオジサン。



学生時代や

社会人になっても

この大ヤケドは見せたくなかった。
絶対に。何としても。


クラブ活動の時も。

夏は、やっぱり嫌。

半ズボンは絶対履かない。

履く時のソックスは長めに。

みんなが集まる海やプールは

尚更のこと。

視線が怖いから。
話したくないから。
哀れみを受けたくないから。



こんな事を考えていたから

振り返ってみると
"普通"の会話がまるで駄目ダメで、

ぎこちなかったり
怪しかったり。


就職して、ある町で、あの女性に
会うまでは、、、。
| 21:34 | 未分類

5m ③

2019年04月26日
男性は


昭和の初め

戦後の日本で

たったひとりで生きていかないと

思ったからこそ

たくさんの事を学んで、考えて、生きてきた

だから自分の人生をしっかり生きるんだぞ、

と、私にも指導を頂きました。

辛口は、愛情の裏返しなのかなって、

思いながら。





其れから20年は過ぎましたが、

私は、只の1販売員ですが、



お弟子様は辞めずに、

現在、カメラ、モデル、会の代表となられ

外国に行かれたり、

自己表現(研鑽)の場を

作られておられます。



自分と他者との異業種交流や研鑽を
絶え間なく続けてきたからこその
輝いている活動に
頭が下がりました。


貶されても
一生懸命に
前を向いて頑張る


相手にされなくても
無視されても
諦める事なく
努力し続けないとダメなんですね。
(中途半端に諦めっぱなしでした。)



【5mしか上がらんわ!ハハハ!】は、


あの時、
非常に辛くてキツイ
愛のある叱咤激励をしないと
これから先も
生きていく為には
必要な事がまだまだあるんだ!
こんな所でモタモタするな!
だから早く気がつくんだぞ!
辛口を言われない程になるんだぞ!

という事を
勉強させて頂きました。



只私は5mにもなっておりませんが、、、。
| 16:36 | 未分類

5m ②

2019年04月26日
その後、先生とお弟子様は
私たちのお店に
来て下さるようになりました。


先生は
実は講演会以外にも仕事をされている
コンサルタントもされている
報道カメラマンもされている


世界に活躍している弟子が
3〜4人はいるが、 今一緒にいる彼女は
駆け出しだが、
これからさらに伸びるとの事。



伸びて欲しいからなんですね‼︎
お店での会話は辛口の極みでした。
(先生の、一方的なお話でしたが、、、)



お弟子様に向かって

『コイツには今モデルを
勉強させているんだが、
顔はまあまあだが
中身がすっからかんでな。
何にも役に立たないから。

まぁ、背が高いだけだから
海に落っことしたら
海抜5mぐらいは、なるんちゃうか!
ハハハ!』


お弟子様は、
顔がみるみる変わって
小声で『●●●」と呟いていました。


別の日には、
アホだのバカだのウスノロだの

こんな悪口を言う先生に
よくついていくんだなぁと
お2人の姿を見ていたものでした。
| 00:10 | 未分類

5m ①

2019年04月25日
20年前、あるお店に
配属された時のお話です。


若い綺麗な女性と
メガネをかけた初老の紳士が
来店されました。

紳士の方は、

白髪で、
メガネから見える
その細いまなこからは、
鋭く、私を値踏みしているようで、
御自身の生業をお話しして頂きました。


お話から、
全国を股にかけて
講演をされていらっしゃるとの事。


女性は、その先生のお弟子様でした。

とある企業で、働かれていたそうですが、
初老の紳士の方の講演を拝聴して
自分を見つめ直して
会社を辞めて
紳士の方のお弟子様になられたのでした。



先生は女性に向かって

「君、このお店から好きな物があったら
何かしら買ってあげてやりなさい。」

「はい。分かりました。
では、これとこれを。」

先生は、お支払いを済ませてから
私に向かって
「では、又買いに来てあげるから」と
おっしゃって、
お弟子様と帰られました。

講演会に呼ばれる人って、
なんだろうなぁ〜
独特の雰囲気がある、、、、
そんな初対面でした。
| 23:15 | 未分類

帰り道に

2019年04月16日
京都府立陶板名画の庭を見終えて

京都北山通りを東へ歩き

修学院を過ぎたところで

AC1DB5DA-2C18-4CA1-AFF4-5529DC8223B5
【比良木社】

閑静な住宅地の中で現れた社に
私は、見惚れていました。

この地の守護神として
すごく愛されている雰囲気でしょうか

柊、、、なのに、桜が味わい深く

この地で、咲き続けていた姿に。
| 23:44 | 未分類

コンサート

2019年04月14日
本日母親と一緒にコンサートに
行ってきました。

演奏グループ "赤とんぼ"
交野公演
〜高野良輔と愉快な仲間たち〜

CD231BAF-7C35-4298-8CC5-8D4818CCD3A5

高野さんは、ウィーン音楽芸術大学大学院を
首席修了。
音楽を通じて病院慰問をされたり
ピアノ連弾などエネルギッシュな活動を
されています。


『見た目と違って結構繊細』と、
パンフレットに載っています!
トークも繊細だったなぁ。

でも、
共演者の方々と息を合わせて
奏でる音は
柔らかくもあり、
力強くもあり、
約2時間
ほっこりさせて頂きました!



昔の演奏(練習中)画像を
見た時がありました。
青いシャツの背中に
『なんくるないさぁ』と
書かれてあって、
そのワンカットの中には、
写っている方々の
柔らかな、ほっこりされた笑顔があり
ました。

今回のコンサートも
ほっこりされたいお客様が
たくさん御来場されました。
(母も私も)
B7BB0C9C-79F1-48D4-8092-596F720B0675
多目的ホールは満席‼︎
おめでとうございます♬

これからも
益々の御活躍を祈念申し上げます。
| 23:21 | 未分類

以前母親と行った
大塚オーミ陶業の見学以降、
違う地域で、
なんと100円で見学出来る所を知りまして
早速行ってきました。

京都府立陶板名画の庭

雨上がりの朝
105709B2-CC24-4151-AAB0-B738D368F3EC


D35EC0D7-B9D4-489E-870A-D3949FCE0E3D
【モネ/睡蓮・朝】


AC2F8033-9139-4837-8F9C-04906844A762
【伝 鳥羽僧正/鳥獣戯画】


8272A20E-B507-4122-BB54-FC9E1A55C60E E3DEB570-4BC6-4B6B-879C-409BC71D82A0
【伝 張澤端/清明上河図】


C6F2B73F-F97C-437A-9095-627CE8117008
【ミケランジェロ/最後の審判】


41DE7A03-BAD5-4A2D-B07B-546E8D84BF49C1593ED0-E2DF-4378-8EB0-7C67223515BD09DDC9EF-E3A9-4126-A142-862F7551C7632C6D76D0-B826-4096-83B5-0648D8F34C18
【レオナルド・ダ・ヴィンチ/最後の晩餐】

後、【スーラ/ラ・グランド・ジャット島の
日曜日の午後】
【ルノアール/テラスにて】
【ゴッホ/糸杉と星の道】

がありました。

強い日差し



湿度の変化等、
屋外でも鑑賞できる陶板は
劣化しない、その存在、美しさを
見せ続ける凄さを
改めて教えて頂きました。

以前大塚オーミ陶業様に会社見学をした際、
案内をして下さった方が仰ってました。

『信用を得ることが大変でした!』と。

やっと、ゴッホの許可を得て陶版が出来て
ルノアールも許可を得た、と。

有って無い様な信用、
作り続けることは
本当に難しいですし、
凄い事ですね。✨✨✨
| 01:05 | 未分類

先月の、とある昼休みに

職場近くのお寿司屋さんに

行ってきました。

(奥様には内緒で‼︎)


292FFF49-9E02-4BD1-BE6E-1469D343B8C4

【いづ源さん】
https://www.facebook.com/idugen/

大正時代から続いているとの事

初めて来た、超老けた一見さんの私にも、

奥様は、注文品が来るまで

私を飽きさせないように、

(お話好きもあるかも知れませんが)

お店の成り立ちや

京都の街々のお話など
51035BC6-7847-4BBF-B540-5838EA7D38C2
【京都老舗創業番付】
*古い所は1,000年前からあるそうで!
今度食べに行×××、見学に行きます。*

それはもう楽しくて(私だけ⁈)

気がつくと寡黙な御主人様が

注文品を持ってきて下さいました。

C6ECD8A5-85D6-4D4D-8190-598A79FD1803

【押箱寿司】

白かんぴょうと酢とシャリが絶妙に
美味しかったです。

後味も爽やかで
もっと頼めば良かった、、。
お金が、、、。


後から知ったのですが、
御主人様は、以前、
京都府の『現代の名工』に選ばれて
いらっしゃるとの事‼︎

又、京都寿司のれん会にも‼︎

毎日の努力+ひと工夫
継続は凄いチカラ✨✨✨ですね。

御主人、奥様、御家族、

素敵な居心地と、
美味しいお寿司
ありがとうございました。


次回は奥様と一緒に!
誓った日でした。
| 23:54 | 未分類